拍手お礼SS 41


- 手を繋ごう - 基悠編。


部屋で寛いでいると―

石川は無意識なのだろう、岩瀬の腕や肩等に常に触れている。
本人は全く意識していない行動に、岩瀬はついつい顔がニヤけてしまうのだが…

「…基寿… ニヤけてるぞ!」
「あ!…」
「まったく…何がそんなに嬉しいんだ?」
「え!? っと…今の状況が?」
「状況って…」
「だって、さっきから悠さんが甘えてくれてるんで…!!」

そう言っている岩瀬は顔面土砂崩れだ…

「なっ!そんな事は…!!」
「さっきから、ズーッと腕とか肩とか触ってますよ?」
「えっ///」
「存分に触ってくださいね!」
「そんな事言われて、触れるか!!」
「まぁ、まぁ。そんなつれない事を言わずに…」

言葉と同時に岩瀬は石川の手を取り―自分の手を絡める。

「…存分に触っていいんじゃなかったっけ…?」
「えぇ。でも、この方が落ち着くでしょう?」
「…それはそうだけど…」
「さあ!これから何します?」
「…イジワル…」
「そんな事ないですよ?悠さんがしたい事をしましょう?って…」

岩瀬のイジワルを聞き終える前に石川は、岩瀬の口を塞いだ―

「悠さん…」
「俺のしたい事でいいんだろう?だから…」

そう言ってそっぽを向く石川は倒れそうなぐらい可愛らしく…
岩瀬は撃沈するのみであった…。